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IR情報

株主・投資家の皆様へ

株式会社HCSホールディングス 代表取締役社長の加藤俊彦です。
平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、2021年6月24日、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に新規上場いたしました。これもひとえに、これまでお力添えをいただきました皆さまのご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。

当社は、50年の歴史を乗り越えて上場を果たしました。前身は1970年に大手ミシンメーカーであるリッカーの100%出資で設立した日比谷電算センターに端を発します。2016年にはホールディングス体制に移行し、グループ各社が行っている各事業の成長・発展を図るとともに、グループ全体の企業価値向上に取り組んでいます。

ICTを活用して社会課題に挑む
当社グループは、「ICTを人間の良きパートナーとして活用し、日本の『少子高齢化・人口減少』、『環境・資源問題』などに取り組み、『課題解決先進国ニッポン』の持続可能な成長に貢献すると共に、その技術を世界に発信する」というグループ共通のミッションを掲げ、お客様とともに成長、発展してまいりたいと考えています。今、私たちができること、それはこの大きく不確実な変化と向き合い、ICTのチカラで、人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指し、お客様とともに課題解決に向けて歩むことだと感じています。

キーワードは、『デジタルトランスフォーメーション(DX)とグリーン・トランスフォーメーション(GX)でSocial Goodを目指す。』であります。
お客様企業のデジタル化、生産性向上支援に重点を置き、DX関連のサービス型ビジネスを推進するとともに、お客様企業のカーボンニュートラルの実現・脱炭素社会への移行に向けた取組みを支援し、産業の成長・発展に貢献することを目指します。

当社グループは、2つの顔を持っております。1つは、50年の歴史に基づく安定的成長を図るシステムインテグレータとして、もう1つは、最先端のデジタル技術を駆使した新しいソリューションを提供するサービスプロバイダです。
日本の基幹の産業である電力・鉄鋼・航空のお客様の、高品質で収益の安定したインテグレーションビジネスを続けながら、クラウド、AIを駆使したグローバル・サプライチェーンシステムの提供、デジタル・マーケティングの上流コンサル、プログラミング・ローコードシステム提供など、最先端の技術に取り組み、直接お客様の利用部門の方々へお届けするサービスプロバイダとしての役割を担っております。
以上、当社グループの価値創造のあり方をご理解いただき、引き続きこれまでと変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式上場を機に、上場企業としての社会的責任を自覚し、今後ともステークホルダの皆様に信頼され、広く社会に貢献できる企業(Social Good Company)となるよう、役員はじめ従業員一丸となって努力を重ねて参る所存でございます。
ここに謹んでご挨拶申し上げますとともに、引き続き変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 加藤俊彦